不動産売却

不動産をできるだけ高く売るコツと業者選びのポイント

Point01 売却金額はこのように決まります

不動産は1つとして同じものが存在しません。しかし、一般的な相場は存在し、次のような項目が売却金額を大きく左右します。

このほか、買い手が個人(エンドユーザー)か業者かによる違いも見逃せません。

Point02 できるだけ高く売るために

駅近の人気マンションなら市場に流通させてエンドユーザーに高値をつけてもらう。広すぎたり高額すぎて人宅に適さないような物件は不動産会社に買取してもらう。ケースバイケースで適切な売り方があります。
プロである不動産会社の出す売却査定でも数百万円以上のばらつきがあるのは珍しくありません。
ただ「売却査定=実際に売れる金額ではない」ことにご注意ください。
査定額だけ高くしておいて、実際にはあれこれ理由をつけて安い売却価格になってしまうような不誠実な業者も少なくない業界です。査定額が一番高い業者に任せるというのは、非常に危険です。

Point03 不動産売却を誰に任せるべきか?

有名な大手企業だと安心?いえ、それも危険な決め方です。不動産会社は大手ほど営業の数字が厳しいと言われています。

高額な取引だからこそ、「信頼・安心・安全」を重視して不動産会社を選んでみてはいかがでしょうか?

相続した不動産を売却する際のポイント!

相続した不動産を最も損することなく売却するポイントは

  • 売却金額をできる限り高く
  • できる限り節税する

不動産会社に依頼を行うと、節税の視点が抜けてしまうため、売却金額を高くすることに集中しがちです。

特に税金の特例申請をせずにすすめてしまうと、せっかく売却金額が高くても、手元に残る金額が少なくなってしまうことも考えられます。

ベンチャーサポート不動産株式会社では、税理士や司法書士がグループ会社にいますので、売却から登記、税金の計算までをひとつの窓口で対応させていただくことはもちろん、税金の特例については、売却時の税金が最も少なくなる不動産売却に自信をもっております。

税金を考えた不動産売却のご提案

不動産売却には必ず税金が関係することになり、多くの特例を活用することになります。

こういった特例を使うためには、事前に適用の要件を知っておき、要件を満たす不動産売却をする必要があります。
一般の不動産会社が税金の相談に直接応じることは税理士法で禁じられています。
弊グループでは税理士と不動産会社が一体で対応しますので、漏れなく有利な特例をご提案します。

相続した空き家を売ったときの特例

相続により取得した、被相続人(亡くなった方)が居住していた不動産を、平成31年12月31日までの間に売って、次の要件を満たすときは、譲渡所得から3000万円を控除することができます。

要件

  • 相続開始の直前に被相続人が居住していた家屋で、被相続人以外に居住をしていた人がいなかったこと
  • 昭和56年5月31日以前に建築された家屋であること(区分所有建物を除く)
  • 相続開始があった日から3年を経過する日の属する年の12月31日までに売ること
  • 売却代金が1億円以下であること

相続不動産を売ったときの取得費加算の特例

相続により取得した不動産を売って、次の要件を満たすときは、以前納めた相続税の一部を、譲渡所得の金額から差し引くことができます。

譲渡所得から差し引ける金額の計算方法

納めた相続税額 × その不動産の相続税評価額 / その人が相続した相続財産総額

要件

マイホームを売ったときの特例(3000万円控除)

自宅を売却した場合には、譲渡所得から3000万円を控除できます。
相続した不動産のケースで言えば、お亡くなり前から一緒に住んでいた家や、不動産を相続した後そこに移り住んでしばらくしてから売却した場合に適用が受けられます。

マイホームを売ったときの軽減”税”率の特例

10年以上住んでいる自宅を売って、一定の要件を満たすときは、通常よりも低い税率で税金計算をすることができます。マイホームを売ったときの特例との併用が可能です。
譲渡所得6000万円以下の部分につき通常15%のところ → 10%

特定のマイホームの買い換え特例

10年以上住んでいる自宅を売って、新しい自宅に買い換えたときは、その新しく買った自宅を売るときまで、納税を先延ばしすることができるという制度です。
住んでいた自宅、新しく買った自宅ともに一定の要件をみたす必要があります。

建物の耐用年数表

木造・合成樹脂造のもの

細目 耐用年数
事務所用のもの 24
店舗用・住宅用のもの 22
工場用・倉庫用のもの(一般用) 15

木骨モルタル造のもの

細目 耐用年数
事務所用のもの 22
店舗用・住宅用のもの 20
工場用・倉庫用のもの(一般用) 14

鉄骨鉄筋・鉄筋コンクリート造のもの

細目 耐用年数
事務所用のもの 50
住宅用のもの 47
その他のもの 41
店舗用・病院用のもの 39
工場用・倉庫用のもの(一般用) 38

れんが造・石造・ブロック造のもの

細目 耐用年数
店舗用・住宅用・飲食店用のもの 38
工場用・倉庫用のもの(一般用) 34

金属造のもの

細目 耐用年数
4㎜を超えるもの 38
3㎜を超え、
4㎜以下のもの
30
3㎜以下のもの 22
店舗用・住宅用のもの
4㎜を超えるもの 34
3㎜を超え、
4㎜以下のもの
27
3㎜以下のもの 19
工場用・倉庫用のもの(一般用)
4㎜を超えるもの 31
3㎜を超え、
4㎜以下のもの
24
3㎜以下のもの 17

減価償却資産の減価償却表

平成19年3月31日以前と4月1日以後の比較表

耐用
年数
平成19年4月1日
以後取得
平成19年3月31日
以前取得
2 0.500 0.500
3 0.334 0.333
4 0.250 0.250
5 0.200 0.200
6 0.167 0.166
7 0.143 0.142
8 0.125 0.125
9 0.112 0.111
10 0.100 0.100
11 0.091 0.090
12 0.084 0.083
13 0.077 0.076
14 0.072 0.071
15 0.067 0.066
16 0.063 0.062
17 0.059 0.058
18 0.056 0.055
19 0.053 0.052
20 0.050 0.050
21 0.048 0.048
22 0.046 0.046
23 0.044 0.044
24 0.042 0.042
25 0.040 0.040
26 0.039 0.039
27 0.038 0.037
28 0.036 0.036
29 0.035 0.035
30 0.034 0.034
31 0.033 0.033
32 0.032 0.032
33 0.031 0.031
34 0.030 0.030
35 0.029 0.029
36 0.028 0.028
37 0.028 0.027
38 0.027 0.027
39 0.026 0.026
40 0.025 0.025
41 0.025 0.025
42 0.024 0.024
43 0.024 0.024
44 0.023 0.023
45 0.023 0.023
46 0.022 0.022
47 0.022 0.022
48 0.021 0.021
49 0.021 0.021
50 0.020 0.020

建物の標準的な建築価格表

建物構造の違いによる標準建築価格比較表

築年数/構造 木造・
木骨モルタル
鉄骨
鉄筋
コンクリート
鉄骨
コンクリート
鉄骨
昭和46年 31.2 61.2 47.2 30.3
47年 34.2 61.6 50.2 32.4
48年 45.3 77.6 64.3 42.2
49年 61.8 113.0 90.1 55.7
50年 67.7 126.4 97.4 60.5
51年 70.3 114.6 98.2 62.1
52年 74.1 121.8 102.0 65.3
53年 77.9 122.4 105.9 70.1
54年 82.5 128.9 114.3 75.4
55年 92.5 149.4 129.7 84.1
56年 98.3 161.8 138.7 91.7
57年 101.3 170.9 143.0 939
58年 102.2 168.0 143.8 94.3
59年 102.8 161.2 141.7 95.3
60年 104.2 172.2 144.5 96.9
61年 106.2 181.9 181.9 102.6
62年 110.0 191.8 191.8 108.4
63年 116.5 203.6 203.6 117.3
平成元年 123.1 237.3 237.3 128.4
2年 131.7 286.7 286.7 147.4
3年 137.6 329.8 329.8 158.7
4年 143.5 333.7 333.7 162.4
5年 150.9 300.3 300.3 159.2
6年 156.6 262.9 262.9 148.4
7年 158.3 228.8 228.8 143.2
8年 161.0 229.7 229.7 143.6
9年 160.5 223.0 223.0 141.0
10年 158.6 225.6 225.6 138.7
11年 159.3 220.9 220.9 139.4
12年 159.0 204.3 204.3 132.3
13年 157.2 157.2 186.1 136.4
14年 153.6 153.6 195.2 135.0
15年 152.7 152.7 187.3 131.4
16年 152.1 152.1 190.1 130.6
17年 151.9 151.9 185.7 132.8
18年 152.9 152.9 170.5 133.7
19年 153.6 153.6 182.5 135.6
20年 156.0 156.0 229.1 158.3
21年 156.6 156.6 265.2 169.5
22年 156.5 156.5 226.4 163.0
23年 156.8 156.8 238.4 158.9
24年 157.6 157.6 223.3 155.6
25年 159.9 159.9 258.5 164.3
26年 163.0 163.0 276.2 176.4
27年 165.4 165.4 262.2 197.3